IMIとは

IMI(Infrastructure for Multilayer Interoperability:情報共有基盤)は、経済構造革新への基盤づくりの一環で、データに用いる文字や用語を共通化し、情報の共有や活用を円滑に行うための基盤です。共通語彙基盤と文字情報基盤により、行政サービスの相互運用性(Interoperability) 向上を図っています。

1. 2つの事業

IMI情報共有基盤事業は、現在「共通語彙基盤」と「文字情報基盤」の2つの基盤の整備と普及推進に取り組んでいます。いずれも、国・地方公共団体、企業等が保有・公開するデータの標準化を通じて、データの作成、流通、交換を容易にし促進するための基盤です。

IMI情報共有基盤の取組み

IMI情報共有基盤は、共通語彙基盤と文字情報基盤で構成されます。

2. 国の政策とIMIの役割

デジタル社会形成基本法 概要(PDF/126KB)(令和3年(2021年)9月1日施行)外部リンク」では、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)の廃止とともに、デジタル庁の設置および政府がデジタル社会の形成に関する重点計画を作成するとしています。

令和3年(2021年)9月に設置されたデジタル庁では、「デジタル社会の実現に向けた重点計画(2021年6月18日閣議決定)外部リンク」に基づき、目指す姿として以下の3つが掲げられています。

包括的データ戦略(PDF/1,710KB)外部リンク」では、広く多様なデータを活用して新たな価値を創出するためには、「データ連携」が鍵とされ、「分野ごとに頻繁に使用される語彙については、独立行政法人 情報処理推進機構(Information-technology Promotion Agency, Japan。以下「IPA」という。)の IMI ( Infrastructure for Multilayer Interoperability) 共通語彙基盤(脚注:44)を活用して効率的に整備する。」とされています。

脚注:44 データに用いる文字や用語を共通化し、情報の共有や活用を円滑に行うための基盤です。

3. 国の政策とIMIの役割(リンク集)

共通語彙基盤にかかわる国の政策や資料へのリンクをまとめています。

4. これまでの国の取組みにおける位置づけと推進体制

これまでの国の取組みにおけるIMIの位置づけと推進体制をまとめています。