PD6943(避難所に関する語彙の検討) 検討レポート

2019年3月1日 IMI検討体制

本レポートは、検討の過程において、IMI検討体制の確認結果や課題、今後検討すべき事項などを記録したものです。

1. はじめに

本公開ドラフト(データ項目一覧)は、内閣官房情報通信技術総合戦略室によって発行されている「推奨データセット外部リンク」の「データ項目定義書」の「10.指定緊急避難場所一覧」をリファレンスとし、有志によって作成されました。

2. 主な改変内容

データ項目の各種属性が拡充されており、異なる作成者が作成したデータセットであっても相互運用性が確保されるように、コード番号による表記を採用するなどの工夫がされています。

3. IMI検討体制による検討結果

注意点

コード番号を用いてデータを作成する際の注意点として、データ自体はそのコード番号が指示する意味についての記載を含まないので、データセットを配布する際はコード表も一緒に同梱するなど、コード番号の意味を参照できるようにするための配慮が必要です。
データの相互運用性を向上させるためには、コード表の共有や統一化は重要な取組みです。今後、そうした認識が広がり、コード表の整備と公開が進むことを期待します。

IMI共通語彙基盤コア語彙(コア語彙)との対応

主にエンジニアへ向けた参考情報として、IMI共通語彙基盤のコア語彙との対応を、構造化項目名記法によって記載しました。
実際にデータ変換処理を行うときに判断がつきづらいポイントがいくつかありますが、注意事項をPD6943(避難所に関する語彙の検討)本体の注記(2枚目の「避難所基本情報」シート)として含めていますので、併せて参照してください。