共通語彙基盤のあり方について検討を行い成果を公開しました。

2015年2月3日

行政機関が実際に公開や交換を行うデータに含まれる用語について整理を行い、用語の意味や使い方の規則、電子的な表記法などの情報を電子的に提供する「情報連携用語彙データベース」のあり方について検討を行い概念モデルとしてまとめました。

実施企業 株式会社 日立製作所

概念モデル

パイロットシステムの構築及び運用と「ツールプロジェクト」から得られた知見、コア/ドメイン語彙データに関する検討と試験的な収集・整備の結果、および諸外国の先進事例の調査などを踏まえ、共通語彙基盤の概念モデルを構築しました。
概念モデル書(PDF、4MB)

語彙データ

「IMIコア語彙v1」の成果を踏まえ、専門家や将来の共通語彙基盤の利用者として想定される関係者を交えた各種の有識者で構成される語彙検討会を設置し、語彙の客観的な検討を行いました。

  • コア語彙データ
  • 複数の業務領域(ドメイン)で共通に用いられる用語の集合である「コア語彙」について、用語の見直しや追加に関する検討に加え、データ構造に関する検討を実施しました。
    コア語彙データ(ZIP、75KB)

  • ドメイン語彙データ
  • 試行的に選定した4つのドメインである「地理空間・施設ドメイン」、「移動・交通ドメイン」、「財務ドメイン」、「防災ドメイン」のそれぞれについて、ドメイン語彙の収集・整備プロセスについて検討するとともに、語彙のサンプル(ドメイン語彙サンプル)を整備しました。
    ドメイン語彙データ(ZIP、342KB)