政府相互運用性フレームワーク(GIF)活用情報

GIFコアデータモデルとIMIの関係やGIFを活用するためのツールについての情報を提供しています。

GIFコアデータモデルとIMIの関係

IMIのコア語彙は共通語彙基盤の基礎をなすもので、氏名や住所等の社会活動に必要となる様々な用語を語彙として構造的に定義しています。IMIは海外語彙との相互運用性を確保するなど語彙の専門家の利用を想定して整備されています。一方、IMIではGIFのコアデータモデルを表現するために必要となる用語群をコアデータモデル語彙としても提供いたします。コアデータモデル語彙はIMIのコア語彙を利用して定義することとしています。GIFのコアデータモデルは、このコアデータモデル語彙を参照して定義されているため、GIFのデータモデル利用者はIMI(コア語彙やコアデータモデル語彙)を意識することなく、コア語彙が持つデータ相互運用性を確保することが可能になります。

政府相互運用性フレームワーク(GIF)外部リンク  GIF概要より

コアデータモデル語彙[ドラフト版]

コアデータモデルに用いる用語をIMIのコア語彙へマッピングしています。
マッピング対象のコア語彙はバージョン2.4.2を用いています。

活用のためのツール群

[ツールのご利用に関する留意事項]

  • 本ツールをご利用いただいた際に、セキュリティ上の脆弱性に関する問題が発生した場合、具体的に内容をご指摘いただければ対応を検討いたしますが、全ての問題に対して迅速に対応する保証はありません。
  • 本ツールは予告なくバージョンアップ・改修することがあります。
  • 本ツールを利用した結果生じたこと、また利用できなかった結果について、IPAは一切の責任を負いません。
  • 本ツールの動作保証はございません。また、操作方法含め技術的なサポートはいたしません。
  • 上記ご理解いただいた上、自己責任での使用をお願いいたします。

GIFコンポーネントツール

GIFを利用したデータ整備を行う際に、GIFの仕様に沿った形のデータ変換や情報補完などを支援するコンポーネント群(ソース、動作確認サンプル、仕様書に相当するREADME.mdを含む)を提供しています。主な機能は以下の通りです。
・国税庁 法人番号データセットをソースとし、GIF コアデータモデル「法人」に対応した変換を行う。
・合成文字・濁点等も含めた全角半角の統一を行う。
・GIFコアデータモデルに定義されたDMD に則したバリデーションを行う。
・GIF コアデータモデルの「連絡先」を対象とした電話番号の正規化を行う。
・日付文字列の正規化を行う。
使用方法等は各コンポーネントの’README.md’および動作確認用サンプル説明書をご覧ください。

GIF準拠確認ツール[整備中]

GIFに準拠したデータ設計及びデータ生成等が行われていることを確認するためのツールを提供いたします。

IMIのDMD仕様によるGIFのマッピングについて[整備中]

GIFコアデータモデルをIMIのDMD仕様に準拠する形でマッピングする方法についての解説を掲載予定です。